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村口きよ女性クリニック

避妊について避妊について 〜女性のページ〜

人工妊娠中絶手術について

もし妊娠してしまったら・・・

もし避妊に失敗してしまったら、残念ですが人工妊娠中絶手術という方法があります。
人生には予想できないようなたくさんのことが起こります。
後悔しないための、正しい決断を下すために、パートナーときちんと話し合い、お互いの意思を尊重して、満足のいく、納得のできる結果を選択して下さい。

中絶手術を選択する時は・・・
  1. パートナーとよく話し合い、お互い納得した結論を出す。
  2. 今回のことを信頼できる人に相談し、心の支えになってもらう。
  3. 手術費用を準備する。
  4. 中絶が可能な週数かどうかを確認する。
  5. 自分自身がこの決定に迷いがないことを確認する。
妊娠を知らせるからだの変化
月経の遅れ
月経の予定日を1週間を過ぎても出血がない場合は、妊娠を疑ってください。
基礎体温の変化
高温期が3週間続いたら妊娠です。普段も軽い風邪のような微熱を感じることがあります。
つわり
吐き気、空腹時のむかつき、臭いに敏感にる、食べ物の好みが変わる。
個人差がありますが、徐々に起こってくるからだの変化です。強さにも個人差があります。
乳房の変化
おっぱいが張ったり、乳首がデリケートになったり黒ずんできたりします。
頻尿・便秘気味になる
体内のホルモン量の変化から、排尿排便に変化が起こります。
おりものの変化
おりものの量や質が変わります
疲れやすくなる
だるい、眠い、気分がイライラするなど
妊娠を知らせるからだの変化

妊娠を疑ったら早く診察を受けてください

妊娠検査薬

市販の妊娠検査薬は最近はかなり感度がよくなっており信頼性も高くなりました。
ただし、検査する時期によっては結果が正しく表示できないこともあります。
時期をずらして数回検査をするか、早いうちに病院で診察を受けることをおすすめします。

病院での受診

病院では問診の後、尿検査や超音波検査で妊娠を判定します。
保険が使えないので自費診療となります。

手術について

初期の人工妊娠中絶手術であれば入院の必要はありません。日帰りで行なえます。
病院によって異なりますが、当クリニックでは約半日で帰ることが出来ます。

術後

術後の一週間は体を大事に休めてください。
激しい運動や、体力を使うようなことは避けてください。
約2週間で排卵、そのまた2週間で月経が起こります。
ただし、検査する時期によっては結果が正しく表示できないこともあります。
時期をずらして数回検査をするか、早いうちに病院で診察を受けることをおすすめします。

中絶を受ける心構えとその対応について

避妊についての疑問や不安はいつでも当クリニック院長・スタッフにご相談ください。いつでもみなさんをサポートいたします

中絶手術を受けるときは、短い間にたくさんの問題を解決していかなくてはいけません。
問題は人それぞれですが、例えば、相手との意見の一致、自分の将来について、金銭的なこと、相手との将来、 家族への報告や理解を求める場合など・・・。
基本的には、自分達で解決していかなくてはなりませんが、当クリニック院長とスタッフはできる限り相談にのり、 応援します。
何でもご相談ください。

将来の妊娠への影響

人工妊娠中絶手術を選択したからといって将来妊娠できない身体になるとはいえません。
将来、出産するための環境が整った時に、一番よいかたちで子どもが授かれるよう手術の
後に考えなくては いけないことはたくさんあります。
残念な決断ではありますが、この決定をバネに、前に進んでいってください。

中絶と法律

日本では中絶を選択する際は、法律に従わなければなりません。
母体保護法で定められている条件に限っては中絶が認められています。
その条件とは、

  1. 身体的、経済的理由で、妊娠・分娩が母体の健康を損なうおそれがあるもの
  2. 脅迫またはレイプによって妊娠した場合

と決められています。

母体保護法

12週以降の中期の中絶の場合には、死産届を提出しなくてはいけません。
さらに、22週以降は「胎児は母体外で生命を保持することができる」ため、中絶は一切禁止されています。
(日本の刑法第29条に「堕胎罪」があり、原則として中絶は禁止されていますが、実際は上記母体保護法の適用によって、中絶が可能になっています。)

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