子宮や卵巣に特に異常がないのに症状がでるもの
子宮や卵巣そのものに病気や、異常のあるもの
月経困難症が特に思春期の女子に多いのは、
性機能がまだ十分完成していない、いわば「子宮発育不全」であることや精神的にも未熟なため、月経への不安感が強いためです。
これらの疾患を放置しておくと、不妊症の原因になりますので、早期に発見し治療する必要があります。
子宮や卵巣そのものに病気や、異常のあるもの
PGが血液中に移行し、それによって腸壁を刺激して腸の蠕動運動を促し、下痢を引き起こしたり、悪心や嘔吐を起こします。
昨今では、腰痛、悪心、嘔吐、下痢を訴える方が増えています。
一般に、月経時の下腹部痛や腰痛は、子宮の収縮が強すぎるために起こります。
月経困難症の患者さんの月経血の中には、PGが普通の人の3倍以上という高濃度で存在していることがわかっています。
大量のPGによる子宮の強い収縮が知覚神経を介して大脳に伝えられるために、強い痛みとして感じるのです。
また、月経に対する不安や緊張感、ストレスなどの心理的な作用が大脳に加わって、いっそう強い痛みを感じます。
その他にも、骨盤内の血液循環が悪くなることで腰痛が現れたり、PGが血液中に移行し、それによって腸壁を刺激して腸の蠕動運動を促し、下痢を引き起こしたり、悪心や嘔吐を起こします。
薬を用いて月経を和らげます。 現在の治療法として、「LEP」と「鎮痛剤」が効果的です。
また、月経についての正しい知識を持つことで、月経への不安をなくすことも治療には重要になります。