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避妊について
膣外射精は避妊法?について
避妊をしている人でコンドームの次に多いのが腟外射精です。
しかし腟外射精は避妊法としてはお勧めできません。

勃起したペニスからは射精の前でもカウパー液という精子を含んだ液が出ています。
「外出ししてるから大丈夫」という声をよく聞きますが、実は何の根拠もないのです。

膣外射精の勘違い

当院で人工妊娠中絶した人の避妊法について聞きました 

膣外射精は失敗が多い・・・
ペニスをそのまま腟内に挿入して、射精する直前にペニスを抜く方法です。
失敗が多く、4〜5人に1人は妊娠すると言われています。

膣外射精は失敗が多い理由
1.
男性の射精は簡単に時期をコントロールするのが難しく、抜く時期を間違えたり自制しきれなかったりすると、腟内にわずかな精液を漏らしたり、完全に射精してしまうことがあります。
2.
精子は意識して射精する以外にも少しずつもれていることがあります。
3.
腟のごく近くや、外陰部、太ももの内側などに精液が付着した場合は精液が、股間、膣を通ってどんどん子宮へ上っていく場合があります。
4.
男性が精子を出す前に尿道を通るカウパー液という物があります。
尿の酸性を中和させて、精子の環境を整えるのですが、実はそのカウパー液のなかにもうすでに精子が混ざっているのです。
生命力の強い精子は、カウパー液を通って膣の中に進入します

などの理由があげられます。
また、セックスを途中で中断するため、男性だけでなく女性にも不満が残ることが多く、不感症などにつながる場合もあるかもしれません。

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